住民投票の結果、大阪都構想は否決されました。
大阪市を「変えたい」という人より「このまま」という人が多かったのです。
では「このまま」既得権益を得られる人たちの勝利といえるのでしょうか?
下の図を見てください。
大阪市の中心部が「賛成」、周辺が「反対」という傾向があります。
既得権益=高収入な人たちは中心部に多いはずですが、結果は逆でした。
私はこれを“鈍すれば貧す”なのではないかとみています。
上手くいっていない人ほど「このままでも別に」って人が多いですよね。
賛成・反対ほぼ五分五分でしたが、
今回の“慎重な”結果が次へのステップアップとなって、
世の中を良くする方向に動いてくれることを願ってやみません。